- 杜伯(トハク)【将軍】
- 周王朝の将軍。〜B.C.785。
宣王の命で西戎、犬戎、荊蛮、淮夷、戎を討伐して王朝の権威を回復させる。
B.C.785無実の罪で宣王に死罪とされた。杜伯は死の直前に「私は無罪である。我が君は私を殺しても罪とならないが、
もし死者に知覚があるとすれば3年後それを我が君にお知らせしよう」と復讐を誓った。
B.C.782、3年目のある日、宣王は諸侯を集めて大掛かりな狩をした。その真昼間に、杜伯は白馬に牽かせた白木造りの戦車に乗って突然姿を現した。朱の衣服をまとい、
朱の冠をかぶり、朱塗りの矢を小脇に挟んで宣王を追いかけて、これを狙撃した。杜伯の矢は宣王の心臓に命中し、さらに背骨までも打ち砕いた。
人々は、杜伯の亡霊が宣王を殺したのだといいあった。
- 土伯(ドハク)【神】
- 后土(黄泉の国)の侯伯。
その身体は九つに曲がっており、土竜と考えられる。三つ目で虎の頭をもち、身体は牛のようで、人の肉を好んで食べるという。
- 徒父祺(トホキ)【武官】
- 趙の臣。
B.C.257秦が西周を討ったので、兵を率いて国境を出た。
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